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【エジプト5泊7日】海外一人旅 日本出国・エジプト入国・PCR検査・日本帰国まとめ

SNSなどで日本帰国やPCR検査の質問が多いので、先にまとめておく。
質問はこちらへのコメントでもいいし、SNSでもお気軽にどうそ。

 

<2022/7エジプト旅行(カタール乗継)、ワクチン3回接種済の場合>

 

➡下記も必ず確認してください!

エジプトにおける新型コロナウイルス関連情報(8月14日更新) | 在エジプト日本国大使館

 

深夜の成田空港。ガラガラ。

 

■成田空港のカタール航空チェックイン時に必要だったもの

特になし。

カタールに入国する場合のみ陰性証明書が必要。
チェックインカウンターの前に仮設カウンターがあり、カタール入国者を対象とした陰性証明書のチェックあり。
私は乗継のみでカタールには入国しないため、最終目的地がカイロであることを告げてチェックインへ。
チェックインはコロナ前と変わらず、必要なものはパスポートのみ。オンラインチェックインも通常通り。
ただし、機内ではマスクの着用が必須。食事以外は着用するようアナウンスがあり、着用していない人は注意されていた。アメニティポーチにも個包装のマスクと消毒ジェルが入っていた。

 

■ドーハ空港(カタール)での乗継の際に必要なもの

入国しなければ特になし。
空港でもマスクの着用が必須だが、着用率は半々。
空港職員ですら顎マスク。

カイロ国際空港。コロナ前のような賑わい。

 

■エジプト入国に必要なもの

25$のビザのみ。ワクチン接種の有無など一切の規制なし。コロナ前と変わりなし。
ビザは入国審査手前のカウンターで購入できる。シールになっているのでそれをパスポートに貼って入国審査へ。
入国審査でも特に何も聞かれず。バーコード付きのワクチン接種証明(アプリ)も持参したが、何も言われなかった。
入国審査待ちの乗客たちはほとんどマスクをしていない。入国審査官や空港スタッフも着用しているほうが少ないくらい。
また、大使館HPには下記の記載があったが、申告書を書かされることもなく、医療保険について聞かれることもなく、検温も一度もせず、街中では誰もマスクなんてしていなかった。

エジプトへの入国者に対する措置は,利用航空会社や当日のエジプトの空港担当者によって異なりますが、規則上は以下のとおりとなっています。
○搭乗券受取前に指定の申告書への記入・提出が求められる(申告書概要は以下の参考情報に記載)。
[注:申告書は最終的にエジプト入国時に保健当局に提出する必要があります。航空会社が提出するのか,乗客が提出するのかの対応は,航空会社により変わる場合があるので,記入済の申告書について写を作成するか,申告書を2部作成することをお勧めします。]
[注:同申告では,エジプト滞在中に有効な医療保険への加入とその詳細の記入が求められます。]
○航空便搭乗中,及び到着後の空港を含む屋内施設の入場中,タクシーを含む公共交通機関搭乗中のマスク着用義務。
○エジプト到着後,検温,指定の調査票への記入・提出が求められる(調査票概要は「入国時の検疫」に記載)。*1

 

■エジプトでのPCR検査について

クリニック:Al Borg Lab ※カイロに複数の支店あり
価格:400EGP
日本フォーマット対応:なし
検査時に必要な物:パスポート

PCR検査はAl Borg Labのドッキ支店で行った。厚労省HPにある検査証明書の要件(英語ver)日本フォーマットを印刷し、これに書いてほしいと説明したが、下記のものしか発行していないので自分で手書きするよう指示を受けた。
検査証明書は診察室に入った後も医師に見せ、検査方法を再度確認した。

クリニック発行の陰性証明書。

価格は400EGP。16時頃の検査で、翌日の12時以降に来るように言われた。
左下のバーコードで電子データが表示されるはずだが、私のiPhoneでは表示されず、日本にいる夫に送りandroidでも読み込んでもらったが、それもダメだった。
在エジプト日本国大使館のページを見ると、現在はWhat'sAppで結果照会ができるようになっていた。
ただし問題はMysosや帰国時のチェックイン。PDFなどの電子データで帰国できたという人もいたが、不可だった、という声もある。(実際には電子データでもOKだと日本政府は発表している)
電子データが完全にOKになれば、同じ病院に2度も行く必要がなくなるので短期旅行者にはとても有難いのだが。
また、What'sAppは飲食店や小さなお土産物屋なども導入しているお店が多く、What'sAppでの予約やお土産の在庫確認などもできた。海外ではLINEよりメジャーなアプリで非常に便利なので、エジプト以外にも海外旅行に行く人は入れておくといいと思う。

 

クリニックの受付。医師以外は顎マスク。患者は着用義務なし。

場所はこのあたり。GADというエジプトのファストフードチェーンの隣のビル。ビルの裏はスラム街のようになっているので注意!
※♡のマークは美味しいフレッシュジュース屋さん

 

■Mysosの手続きについて

日本帰国の前日(搭乗の24時間前)にMysosを登録。日本で事前にアプリをDLしておいたが、エジプトで起動しても全く反応しない。仕方がないので厚労省にメールで問い合わせたところ、10分ほどで返事が来て、再度DLしてほしいとのこと。
再DL後はすぐに起動したが、エジプトのWifiやネットワーク通信はどこも遅いのでDLだけで30分くらいかかってしまった。エジプト人曰く「ネットがサクサクつながる場所はエジプトにはないよ。」とのこと・・・。

ワクチン接種証明は日本で発行された証明書の写真を添付。
陰性証明書はクリニック発行のもの(上記)の写真を添付。

 

申請から5分ほどで緑の画面になり、10分ほどで青の審査完了画面になった。

 

■成田空港のカタール航空チェックイン時に必要だったもの

・クリニック発行の陰性証明書

・手書きの日本フォーマットの陰性証明書

最初にクリニック発行の陰性証明書を提出したところ、「日本フォーマットは持ってる?」と聞かれた。念のため前日に手書きで記入したもの(日本語と英語併記のもの)があったのでそれを提出。しかしそれを見ながら数人でアラビア語で喋っている。ダメなのか?と思ったが、ちょっと偉そうな人がやってきて、無事OKが出たようでチェックイン完了。

・クリニック発行の陰性証明書だけだとダメ?
・日本フォーマットだけだとダメ?

という質問を何人かいただいたが、その場合どうなるかは私もわからないので、念の為日本フォーマットを紙で持って行くのをオススメする。
また、私の場合チェックインカウンターではMysosについては一切聞かれず、画面を見せることもなかった。Mysosは日本の検疫で見せただけだった。

 

■成田空港到着時に必要だったもの

Mysosのみ。コロナ前とそこまで変わらず、スムーズに出国できた。

 


□コロナ禍に海外旅行をするということ

今回の旅にあたり、いろいろな人のいろいろな国からの帰国情報をチェックした。
手書きの日本フォーマットだけでOKの人もいれば、クリニック発行の証明書だけで帰国できた人もいる。航空会社、グランドスタッフによりさまざまな感じ。他国と比較すると、エジプトは緩いほうだと思う。
しかし不安な方は日本フォーマットを何種類か印刷して持って行くなど、不安要素を少しでも取り除けるように対策をオススメする。

 

今回の旅を以って、出国前PCR検査が廃止されるまで海外旅行はおあずけにしようと思う。
万が一旅先で陽性になってしまったことを考えると、雇われ社員である私は心から旅が楽しめなかった。
エジプトではモスクやコプト教会などの宗教施設をたくさん見学したが、信者でもないのに「陽性になりませんように」とキリストとアラーに真剣に祈ったし、PCR検査の結果が出るまでは「陰性証明書 偽装」のワードで何時間もGoogle検索をかけたりした。(ヒットするわけないのに)

一刻も早く入国制限が緩和されることを祈る。

 

砂漠ツアーの一コマ。また戻りたい。

また、他の方の為にも他国からの帰国情報も集めたいので、これから海外旅行をする方がいたらぜひ情報を共有してほしい。

 

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質問やコメントなどもお気軽にどうぞ。
このブログがみなさんの海外旅行の参考になると嬉しいです。


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*1:在エジプト日本国大使館HPより